土地から一緒に|家づくりの土地選び ポイントと注意点

家を建てる

土地から一緒に

家を想像しながら
土地を見る

土地探しから検討される方には、不動産屋さんへ直接問い合わせるのではなく、ぜひ最初に、土地選びから信頼して任せることのできる建築士や工務店を訪ねてほしいと私は思います。 なぜなら、土地には、 日当たり・風向き・近隣とのつながり等、さまざまな要素があって、 設計する者であれば、そこに建つ家を想像しながら土地を見ることができるからです。

えん建築舎でも、土地選びからお手伝いをさせていただいています。 出来れば、土地を探し始める前にお声掛けいただき、土地選びの方法や大切なこと、注意点などをお伝えさせてください。 気になる土地がある方は、「どう思う?」「どんな家が建つ?」「どんな暮らしができる?」お気軽にご相談いただけたら嬉しいです。

土地選びの6つのポイント

1. 土地と建物を一緒に考える

土地の形や大きさ、周辺環境、景観など、思い描く暮らしを実現するために、土地と建物は密接に関わっています。土地は土地、建物は建物と分けて考えてしまうと、土地の制約により求める住まいが実現できない可能性も。その土地ならどんな家が建つのかを一緒に考えて、ざっくりと想像できていると安心です。

2. 安全性と建築条件を確かめる

宅地としてまず確認したいのが安全性。地盤の状態やハザードマップなどをふまえて見極めます。建物に関わる建築規制などの確認も忘れずに。

3. 土地と建物の予算配分

「土地にお金をかけすぎて、家にお金をかけられない…」ということにならないように、土地と建物全体の予算感を把握した上で選んでいく必要があります。土地と建物の両方が分かる工務店だからこそ、土地と建物のちょうどよい予算配分を考えて、ご提案することが可能です。

4. 個性的な土地にも可能性を

狭小地や変形地、旗竿の土地などは、取り扱いにくい分、リーズナブルであることも。私たちは、そのような土地もフラットな視線で見つめ、住まいの舞台としての可能性を検証します。

5. 見えにくい費用を明らかに

土地に関わる費用には、土地代以外にも、解体や地盤調査、地盤改良、擁壁工事などがかかる場合があります。土地選びは、その可能性も踏まえたうえで検討していく必要があります。

6. 専門用語が出ても安心

不動産屋さんとの交渉には、専門の知識が飛び交うので、安心して間違いの無い土地選びをするためにも、信頼できる建築士・工務店のスタッフに同席してもらうことをおすすめします。

宅地建物取引士として

私たちは、不動産取引の専門家として認められる国家資格「宅地建物取引士」を取得しています。 ほとんどの方にとって、土地の購入は、一生に一度あるかないかの大きなお買い物。 私たちは不動産の売買などは行っていませんが、住まいを土地から検討されるご家族が、 聞き慣れない法律や専門用語に戸惑うことや、不当な契約で損害を被ってしまうことがないように、土地の諸条件・取引内容等を確認しています。

土地の候補は、住まい手のご家族から「この土地、どう思う?」と声をかけてもらうことがほとんどです。 その際に、「どんな家が建てられるか・どんな暮らしができるか」という住まいづくりの点からの確認と、 土地の安全性・取引の内容が公正かどうかの確認を行っています。 土地の契約時には同席させていただくことも可能ですので、安心して土地購入の手続きを行っていただけます。